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梨乃庵様 自販機ラッピング

こんにちは。製作担当 山際です。

台風が過ぎて先週末は風がすごかったですね。朝車を見たら舞い上がった土煙で酷く汚れていました。

お盆休みはしっかり洗車をしておこうと思います。

さて、そんな台風明けに自販機のラッピング作業がありました。

前回紹介したマーキングとは違い、ラッピングは自販機のほぼ全面をシートで覆う作業になります。

今回は表面だけでなく、内側の商品スペースのシート貼りもあり、自販機一台だけでしたがとてもボリューミーな内容でした。

 

8月8日、曳馬町にあります梨乃庵様の生パスタとリゾットの自販機をラッピングしました。

難しい作業だと覚悟していましたが、中でも凹凸の多い正面と内側の縁部分に想像以上に苦戦しました。


正面の施工は、自販機より少し大きい一枚もののシート(凹凸部分の穴はなし)を上から下に向けて貼っていきます。途中凹凸部分にかかりますが、ここは貼り終わった最後にくり抜いていきます。

 

この貼り作業は凹凸部分の貼り方に気を付けなければいけません。上手く凹凸部分のシートを流さなければ、下のデザインが予定の位置からズレたり、後のカットで凹凸の際に隙間ができたりと全体に大きな影響が出てしまいます。

 

10時から作業を開始していましたがやはり難しく、慎重に貼っていたため、正面を終わらせるだけで16時を周っていました。ですが、おかげで自販機にぴったりとデザインを収めることができました。


一方、内部の縁部分は通常のシート貼りに近いですが、貼りに使うスキージと呼ばれる道具が上手く使えないような狭い部分が多く、全面とは違った難しさがありました。正面ほどの時間はかかりませんでしたが、通常の貼り作業に比べるとやはり時間がかかったなと思います。

 

正面、内側で大きく時間を使ってしまいましたが、残りの部分はスムーズに作業が進み、外側側面と商品スペースの背面など18時には全ての貼り作業を終えることができました。

貼り終えた自販機は写真の通り、気になる部分や白が出ている部分もなく、納得の出来栄えだったと思います。


今回の施工で立体物のシート貼りの難しさを改めて感じました。それと同時に完成した時の達成感も通常のシート貼りよりも強く実感できました。

これからも技を極めてスピード、仕上がり全てが満足いく作業ができるように努力していこうと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

今回のお客様HPはこちらから→     和空間イタリアン 梨乃庵 様