こんにちは。製作担当 山際です。
湿気のせいでベタベタの暑い日が続きますね。まだ本格的な溶けるような暑さは感じていませんが、熱中症には気をつけたいと思います。
さて、今回の施工内容はカルプ文字の立体看板です。
カルプ文字とは発泡ウレタンと呼ばれる樹脂を板状に固めた物で、金属よりも安価で加工がしやすく、軽い素材です。通常はこのカルプの表面にプレートを貼って使用します。
カルプのみので厚みが5cmまであるので、はっきりした存在感の立体文字を作るのにおすすめです。
渥美不動産様の新事務所への看板設置にお伺いいたしました。
今回は平面への設置ではなく、屋根の上に自立した形でということでしたので、まずはカルプを取り付ける土台の取り付けです。本来は文字のみで自立させて欲しいというのがお客様のご希望でしたが、強度面に心配があった為、壁面に近い色のシートを土台に貼ることでご了承いただけました。

土台の位置決め

ビスで足元を固定

背面補強用の足を取付
カルプは軽いので土台もシンプルなものになりますが、風で煽られないように足元、背面をしっかり固定していきます。
固定ができたら文字の貼り付けです。あらかじめ土台のプレートに記しておいた合わせ位置にボンドテープとシリコンを使って文字を貼り付けていきます。全部貼り終わったら表面を綺麗に拭きあげます。



最後に全体の確認と土台の仕上げ塗りをして完成です。
事務所のオシャレな雰囲気を壊すことなく、存在感のある看板を設置できました。

土台の仕上げ塗装

近距離から

遠距離から
やはり近くで見るとプレートがあるなと分かってしまいますが、遠目から見ると違和感なく設置できました。
今回のように設置する場所の環境や強度面によってお客様がご希望するままの形で製作、取り付けができない場合もありますが、なるべく理想の形にできるよう努力いたしますのでご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
今回のお客様のHPはこちらから 浜松で不動産をお探しなら 渥美不動産 様